2017年(平成29年)7月に発生した「九州北部豪雨災害」による大規模な被災を受けて、8月2日に福岡県が復興支援策として『ふくおか応援割』を実施することを発表。多くのメディアにも取り上げられて話題となりました。この応援割は、対象エリア(被災地)への旅行料金が大きく割引される制度で、簡単に利用でき、誰もがお得に九州観光を楽しめるチャンスです。どんな旅行商品が対象なのか?コンビニ宿泊券の発売はあるのか?この記事にて応援割を詳しく解説したいと思います。

九州観光が割引される「ふくおか応援割」とはどんな制度

1.九州北部豪雨災害で落ち込んだ観光客

 2017年7月に起きた九州北部豪雨災害は、多くの死者・行方不明者を出す大惨事で、福岡県では朝倉市・東峰村・添田町・うきは市、大分県では日田市などが特に大きな被害となりました。農作物や土木関連の被害はもちろん、その後の風評被害もあり、九州の観光地で1万人以上の宿泊キャンセルが生じる事態となりました。豪雨により浸水したホテルや旅館もありましたが、その後の懸命な復旧作業により現在は、ほぼ全ての宿泊施設が通常営業できる状態にまで回復しています。

2.観光客を呼び戻せ!ふくおか応援割で観光支援

宿泊施設が回復したといえ、観光客は戻らず書き入れ時の夏休み期間も空室が目立つ状況です。このため福岡県は、観光地への誘致を目的に旅行会社が企画する被災地へのツアーに対して旅行代金の一部を県が補助する「ふくおか応援割」を創設。2018年(平成30年)1月末までに2万3000人の誘客を目指すことを目標としました。

3.ふくおか応援割いつ発売?コンビニ券は?詳細説明

対象エリアでの宿泊及び観光を組み込んだ旅行商品であれば割引対象となります。例えば「朝倉市に泊まって、翌日博多観光」というツアーも割引対象です。昨年の九州ふっこう割の際に発売されたコンビニ宿泊券の発売予定はありません。多くの旅行商品が販売されることを期待しています。

【対象エリア】
福岡県朝倉市・東峰村・添田町・うきは市

【対象商品】
対象エリアでの宿泊・観光を組み込んだ企画旅行商品

【ツアー対象期間】
2017年8月中旬~2018年1月末(予定)

※上記期間内の旅行を2期に分けて販売されます。
(第1期分)8月~10月末までの旅行が対象
・第1次販売 8月中旬以降順次
・第2次販売 8月25日(金)以降順次
(第2期分)11月~1月末までの旅行が対象
・9月29日(金)以降順次

※ただし、旅行会社から県への申請期間が数期に分かれているため第1期は、10月末までの旅行商品の販売となります。11月以降の旅行商品はすぐに販売されません。

【割引額】
(宿泊付ツアー)1人当たり3,000円
(日帰りツアー)1人当たり2,000円

※宿泊付きツアーとは、添乗員付きツアー、宿泊単品、フリープランなどが含まれています。

〈割引例〉
■朝倉市に泊まって、翌日博多観光
・・・対象エリアで宿泊しているので一人あたり3,000円割引

■博多に泊まって、翌日朝倉市観光
・・・対象エリアでの宿泊でないため一人あたり2,000円割引

4.ふくおか応援割ツアーの購入方法

 旅行会社が対象ツアーを販売しますので、インターネットや店舗窓口で申し込みします。普段の旅行の申込みと変わりなく、旅行代金は割引価格となっています。なお、対象商品には助成金額の明記が義務付けられていますので「ふくおか応援割により○○円の助成」など必ず表記されています。

5.対象ツアーは、どの旅行会社で販売される?

本記事掲載時(8/3時点)では、残念ながら発表されていません。今から旅行会社がツアーを企画し、補助金の申請を福岡県に行い、販売するという流れとなります。参考までに、熊本地震の観光支援策「阿蘇応援ツアー」は阿蘇エリアに対する同様の割引制度でしたが、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、H.I.S.、ANA、JALPAK、阪急交通社などが参画していました。

(追記)旅行会社より販売が始まっています。
以下の「ふくおか応援割特集ページ」にて更新中ですので、ぜひ定期的にチェックしてください。

※本ページの更新は行いませんので、ご注意ください。
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最後に。今回の応援割は、被災地の観光支援が目的です。風評被害をなくすためにも、旅行の際はぜひたくさんの写真を撮ってSNSなどで被災地の元気な姿を広めていただきたいと思います。