新型コロナウイルス感染症の流行が続くなか、「濃厚接触者」となった方がPCR検査前でも宿泊できるホテルを紹介します。私の家族が新型コロナに感染したことで、家族全員への感染を避けるため、すぐに隔離生活を始めたかったのですが、宿泊できるホテルを探すのに苦労しました。情報共有のため、体験談を交えた内容となっています。(体験談は2022年5月ですが、記事内容を11月に更新しています。)
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「濃厚接触者」でも泊まれるホテルを紹介|新型コロナウイルス感染防止で自主隔離
家族が新型コロナに感染!家族全滅を避けるため、隔離生活の始まり
※2022年7月より待機期間は5日間に短縮されました。また、2日目と3日目の抗原定性検査が陰性ならば3日目に待機を解除できます。
2022年5月、次男が新型コロナウイルスに感染。4人家族の我が家は、家族全員の感染を避けるため次男の世話を妻に任せ、私が長男を連れてホテル生活を送ることにしました。次男の感染が判明した時点で、家族は既に全員感染している可能性は高いのですが、最悪なのは家族が時間差で感染していくパターンで職場や学校への復帰期間が長くなるのを避けるのが目的です。
さっそく隔離生活をするためのホテル探しを始めたのですが、「濃厚接触者でかつPCR検査をしていない」状態の者を受け入れてくれるホテルがなかなか見つかりません。ブログ等を見ると、「濃厚接触者」ということをホテル側に伝えず自主隔離生活を送っている人もいましたが、宿泊中に感染が発覚した場合は、ホテルに多大な迷惑をかけるのでそれはできません。
いくつかのホテルに電話したり、ネットで調べてようやく見つかりました。
全国のコンフォートホテルが経過観察や自主隔離希望者を受け入れ|東京都・大阪府・福岡県など
全国に施設を展開するコンフォートホテルのHPに「経過観察や自主隔離等で待機宿泊が必要なお客様にもご利用頂いております。」という紹介がありました。さっそく電話し、こちらの事情を説明するとホテル内での生活に少し制限(お願い事項)はあるが、宿泊OKとの返事でした。
※2022年11月現在、東京都や大阪府など大都市圏を始め、全国で感染者数が増加しています。11月時点でもコンフォートホテルでは、引き続き濃厚接触者の自主隔離などを目的とした宿泊利用が可能です。
【経過観察・自主隔離等で利用する場合の制限】
・万一の場合に備え、消毒に係る費用をチェックイン時にデポジットとして預ける必要があります。チェックアウトまでに陽性反応が出なかった場合は、チェックアウト時に全額返金されます。(陽性の場合の返金はありません。私が滞在したホテルでは、1万円でした。)
・滞在中の清掃はなく、3日に1度新しいリネン(タオル類,シーツ等)がドアノブにかかっているので、それを自身で交換します。
・客室のゴミは、3日に1度袋の口をしっかりと結び、自身で廊下に出します。
・朝食は、部屋食。(私が滞在したホテルでは、バイキング会場でプラスチック製の弁当箱に好きなものを詰めて部屋に持ち帰る形式でした。パンやジュースなども持ち帰りできました。)
コンフォートホテルのお得なサービス!自主隔離でも使える
今回子どもと共にお世話になったコンフォートホテルは、世界40カ国以上に7,000軒以上のホテルを運営する「チョイスホテルズインターナショナル」が国内で展開しているホテルブランドの一つです。(他には、コンフォートイン、コンフォートスイーツがあります。)
全ホテルで小学6年生までの子どもは「添い寝無料」で宿泊できたり、選べるビュッフェスタイルの「無料朝食※」など利用者にとって嬉しいサービスが充実しています。
※コンフォートスイーツ東京ベイ、コンフォートイン京都四条烏丸・福岡天神・東京六本木では、朝食が有料となります。
料金もリーズナブルなので、長期の隔離生活となる今回は、「添い寝無料」を使わず大人2名の宿泊プランで申し込みしました。野菜や果物がしっかりとれる朝食が無料、コーヒー無料、部屋のテレビでYouTubeが見れて子どもが暇つぶしできる等、あまりの快適さにPCR検査で陰性の結果が出れば利用しようと思っていた京都市の宿泊あっせん制度(後述参照)を使わずに、最後までコンフォートホテルにお世話になりました。
≪宿泊代金≫2022年5月時点の情報です。
コンフォートホテルの予約に使える900円割引となる宿泊クーポンがあったので楽天トラベルより予約しました。宿泊料は、1泊一人あたり税込2,500円・土曜日3,000円ほど。もし、「添い寝無料」プランであればこの金額で2名宿泊できたことになります。
※京都市では、別途1泊一人あたり200円の宿泊税がかかります。
◆宿泊料、割引クーポンの有無については、宿泊するホテルやプラン等により異なります。最新の情報は、下記より確認してください。
新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者等への宿泊施設あっせん&宿泊助成制度
新型コロナ濃厚接触者等への宿泊施設あっせんや宿泊助成について
新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を予防するため、都道府県や市町村などの自治体が、濃厚接触者等への「宿泊施設あっせん」や「宿泊費用の一部を補助する助成制度」を行っているケースがあります。まずは、お住まいの自治体のホームページなどをご覧ください。
参考に京都市が実施している制度を紹介します。
【京都市】宿泊施設あっせんと宿泊助成で一人1泊2,000円を補助
2023年3月まで、京都市では下記の条件を満たしている場合、宿泊施設のあっせんと宿泊代金の一部(一人1泊あたり2,000円)を市が助成してくれる制度(チェックアウト後に補助金申請が必要)があります。
◆あっせんの対象となるのは,以下の条件を全て満たした方です。
(1)京都市内に居住している。
(2)新型コロナウイルス感染症患者と接触の可能性があるとして検査をした人(濃厚接触者を含む。) 又は その同居者
(3)新型コロナウイルス感染症の検査結果が陰性であること(接触者に限る。)。
(4)発熱及び咳等の呼吸器症状など,新型コロナウイルス感染症を疑う症状がないこと。
当初、このあっせん制度を利用しようと思ったのですが、(3)の条件をクリアするためには、保健所からの連絡とさらにPCR検査結果を待つ必要があり、少なくとも3日間はかかるため利用しませんでした。(薬局等で販売されている薬事承認された抗原検査キットでの検査でも「陰性」であれば条件クリアとなるとのことです。)
検査結果が出た日から助成制度を使うことも考えたので、あっせん事業者である株式会社JTB京都支店に問い合わせたところ、
・お住まいの近くの宿泊施設をあっせんするが、ホテルや宿泊プランの指定はできない。
・現在、あっせんしているホテルは、いずれも一人当たり1泊3,500円となる。
とのことでした。宿泊助成により1泊1,500円になるので、負担はかなり軽減されます。
※宿泊助成は、あっせん制度を利用した場合のみ適用されます。
制度の詳細は、京都市のホームページをご覧ください。
新型コロナ感染者の「宿泊療養施設」について|京都市の施設も紹介
以下の情報は、コロナ感染者自身が自宅を離れ、隔離生活をするための内容です。
入院治療の必要がない軽症者や無症状者のための宿泊療養施設について
新型コロナウイルス感染症にかかった方のうち、「入院治療の必要がない軽症者や無症状者」向けに、都道府県や市町村などの自治体が宿泊療養施設を設置・運営している場合があります。身近な方に感染を拡げない、症状の急変に備えてといった理由から施設を利用する方も多くいます。まずは、お住まいの自治体のホームページなどで確認してください。
京都府でも看護師が24時間常駐する療養施設を用意しています。詳しくは、京都府のホームページをご覧ください。
都道府県が一棟借り上げ、アパホテルが宿泊療養施設に
上記で紹介した自治体が設置・運営している宿泊療養施設に、全国にビジネスホテルを展開するアパホテルがあります。都道府県の要請により一棟貸し出しを行っているので、一般の宿泊者は利用できません。利用については、アパホテルが判断しているのでなく、都道府県(保健所)の判断のもと入所の可否が決まります。